セキュリティ
地震による水平方向の力に耐えるため、背骨のように大切でパワフルな主筋の周りに、あばら骨(帯筋)を綿密に、しかも丁寧に施工することにより、地震によるせん断力に強い構造柱をつくります。
耐震性を確保するためには、壁の鉄筋は2列が望ましいとされています。そのため構造上の主要な壁(界壁)は、鉄筋が二重に配筋されたダブル配筋になっています。
隣戸と接する戸境壁は、特に十分な厚さを確保。遮音性の高い造りとなっているため、プライバシーを大切にしながら、気兼ねなく暮らせます。
上下階住戸へ、生活音の伝わりを軽減するため、床スラブ厚を最大275mm(水廻りは150mm)確保。さらにLL-40、LH-50等級相当の置床式二重床を採用することにより、遮音性に優れた建物構造を目指しています。
「かぶり厚」とは、鉄筋を覆うコンクリートのことです。「かぶり厚」は、建物の耐久性と大きく関わっている重要な部分で、適度な厚みを確保することによって、鉄筋を錆びにくくすることができます。
扉と枠の間に隙間を設けて万が一、地震などで枠が変形しても小さな力で開けられる耐震ドア枠を採用。屋内に閉じ込められる心配が少なく安心です。
外壁は、コンクリートに鉄筋を配し、硬質ウレタンフォームを吹き付け、その上にプラスターボードを張り、より断熱性を高める構造としました。
優れた軽量素材・ALC壁を採用しています。耐火性・断熱性・強度など、住まいに求められる多くの条件を高いレベルで満たします。
事前に標準貫入試験等の地盤調査を行い、その結果を基にその土地に合わせた強度や耐久性を考慮し、設計を行っています。「グランドパレス上之園タワー」では、工場生産による高精度、高性能の杭を採用、さらにストレート杭と節杭を併用することにより高支持力を保持でき、杭長45m、杭径500〜600mmの杭を57本打ち込むことにより高い耐震性を実現。建物の安全性を向上させ、そこに住まう方を守ります。
※杭の配置はイメージで実際とは異なります。
※杭の長さは、一部異なります。